空き家を民泊として使う際ぜひ導入したいのがスマートロックです。
鍵を受け渡しする際に従来ですとキーボックスが使われてきました。
空き部屋のドアノブにぶら下がっている黒い箱をみたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
暗証番号を合わせると開いて鍵が取り出せるものですが、物理的な鍵を受け渡しすることはリスクがあります。
当然一番は紛失リスクです。
旅行中は非日常ですので舞い上がってしまい、物を無くすというのはよくあることです。
鍵を紛失された場合、宿泊者に弁償を請求し、鍵を交換するなど管理が複雑になります。
加えて鍵を複製されて悪用されたり、キーボックスの暗証番号が流出するリスクもあります。
そのような問題を解決できるのがスマートロックです。
スマートロックとは、既存のサムターン鍵に工事なしで取り付けでき、スマートフォンなどの電子機器で開閉できる鍵のことです。
このスマートロックの素晴らしいところは、鍵の開閉権限を都度譲渡できることです。
例えば5/21に宿泊する人がいた場合、宿泊日5/21とチェックアウトの5/22の午前10時まで鍵の開閉権限を付与して、それ以降は開けることができないように設定できるということです。
鍵は物理的なものを使いませんので紛失、盗難の危険がありません。
開閉にはインターネット回線を使用しますが、前回の記事で書いたように宿泊施設にインターネット環境を導入しておき、あらかじめ宿泊者にインターネットアクセスのパスワードを伝えておくことで、いざ現地についたけれどインターネットに繋がらないので鍵が開けられないということを回避できます。
さらに素晴らしい機能として、自動ロック機能があります。
10分後に自動ロックするなどに設定しておけば、鍵の閉め忘れによる不用心を回避できます。
どこの製品も20000円ほどで導入できますので、是非株式会社シャトーにご相談ください。
鍵の形状によっては取り付けできない場合もありますのであらかじめご了承ください。