空き家活用 賃貸①

空き家活用の王道はやはり賃貸に出すということでしょう。

どんなメリット、デメリットがあるでしょうか?
空き家を賃貸に出すメリット

・定期的な家賃収入がある
・空き家を管理する時間や費用を抑えられる

空き家を賃貸にだすデメリット

・借り手が見つからないと一円にもならない。
・賃貸に出せる状態にするためのリフォーム、リノベーション費用がかかる
・賃貸中に設備などが壊れた場合、修理費用がかかる

メリットはわかりやすいと思います。空き家のまま放っているのと、毎月家賃収入があるのとでは大きな差があります。
他方、不動産賃貸をしたことがない人はデメリットの部分をあまり意識していない人が多くいるようです。
特に高齢の方ですと家を賃貸にだせばすぐに借り手が見つかるとお思いの方も多いようですが、よほどの立地、条件でないと今の時代難しいでしょう。

活用したいと思っている空き家は往々にして築30年を超える物件が多いですし、これからの時代ますます空き家が増えてくることを考えると完全に買い手市場だと考えなければなりません。
いくらでも選択肢がある中で自分の物件を選んでもらうためには、魅力的な物件に仕上げて競争力を持った物件にする必要があります。
そのためにはいくらかのリフォームないしリノベーションが必要ですが、たくさんお金をかければよいというわけでもなく、ニーズに応えていて尚且つ投資に見合うリフォームを行う必要があります。
これは地方ごとに違うので地元情報に詳しい専門家の意見をよく聞く必要があります。

また、いざ入居が決まっても、賃貸中の修繕も考えておかねばなりません。
よくあるのは水廻りのトラブルで、給湯器の故障などはよく起きるものです。
また雨漏りなど発生した場合にも、かなり費用がかかるのでそのための資金を蓄えておく必要もあります。

以前大家さんというと左うちわのようなイメージがありましたが、そのような考えはもはや通じないと考えた方が良いようですね。
続く記事で賃貸人探し、リフォーム情報、管理について考察していきます。