特定空き家として指定される要件の最後は、
その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
と定められています。
先の3つの要件に加えて、様々な要件を総合的に考えて行きましょうという感じでしょうか?
空き家を放置しているとなぜ周辺の生活環境が悪化するのでしょうか?
たくさんありますが、空き家を放置していると様々なものが住み着くということを理解しておく必要があります。
空き家とわかると、ホームレスや、反社会的な人間が住み着くということがあります。
そうなると、当然周辺環境に悪影響を及ぼします。
人間だけではなく、ネコなどの動物が住み着くこともよくあります。
「ネコ屋敷」になっている空き家を見たことがあるかもしれませんが、ネコはイヌと違って我々の想像を上回るスピードで繁殖していきます。
ネコは生後半年程で繁殖可能となり、一年に2-4回出産可能です。一度に五匹ほど生みますので、ねずみ算式(ねこ算式?)に増えていきます。
1、2年放置するだけで、手に負えないネコ屋敷になることでしょう。
そうなると、周辺の生活環境を悪化させるとして特定空き家に指定されるのも時間の問題となることでしょう。
そうならないためには、空き家に何者も侵入させない適正な管理が重要です。
姫路周辺で空き家を巡回管理している株式会社シャトーは、大切な資産を守るため心をこめてご協力いたします。