家を建てて一国一城の主になって初めて一人前!
もしかすると私たちの親の世代はそのような価値観を持つ人も多いかもしれません。
確かに新しく、最新の設備が整った家に住むのは気持ちの良いことですし、満足感、達成感が得られることは理解できます。
そのような価値観が多く見られたため日本では中古住宅市場が熟成せず、家を買う=新築という図式が出来上がってきました。古い家はどんどん増えるのに、新築住宅はどんどん増えるという状況が現在の空き家の増加につながっています。
しかし、地球環境保護、経済的効率性からいってもこのまま建てては壊しというサイクルを続けていくことはもはや許されるものではありません。
例えば、欧米では住宅流通市場の8割もの住宅が中古住宅ということですので、古いものを大事に使う精神が根付いています。その一方で日本は3割程度という数字ですから空き家の活用にいかに消極的かということが数字からも見ることができます。
しかし、せっかくの大事な資産ですから適正に管理し、末長く使っていきたいものです。
日本人が昔から培ってきた「もったいない精神」を、一番高価で大きな資産である家にも適用していかなければいけないことを全ての人が銘記すべき時代にきていると思います。
なんでもそうですが、長く使うためには定常的なメンテナンスが欠かせません。
株式会社シャトーでは巡回管理だけでなく、外装、躯体の定期的なメンテナンスについてもご相談しております。ぜひ一度お問い合わせくださいませ。